東京レトロ街歩きガイド&マップ

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Ar-04 九段下から神楽坂を歩く

市ヶ谷駅から九段下に向かい靖国神社を経て飯田橋、さらに神楽坂にかけてを歩きます。

推奨する街歩きの起点
市ヶ谷駅 九段下駅 飯田橋駅

主なポイント抜粋

江戸史跡

江戸城 市ヶ谷見附跡
市ヶ谷御門橋台の石垣石の碑
市ヶ谷御門橋台に築かれていた石垣の一部が残っています。御手伝普請で石垣を築いた大名家や職人の印と考えられる刻 印が刻まれています。

江戸歴史散歩コーナー
東京メトロ南北線のコンコース内に石垣などの展示コーナーがあります。遺構ではありませんが一見の価値ありです。地下鉄建設工事の際に江戸城外濠の石垣の石材が発掘され、それを使って復元した石垣が展示してあります。

高燈篭 常燈明台
靖国神社正面の常夜灯として1871年(明治4年)に建設されました。当時、品川沖の船にとっては灯台の役目も果たしてい ました。

大村益次郎像 (靖国神社)
大村益次郎像の顔は上野公園の方を向いており、西郷隆盛像と視線を合わせているともいわれています。

江戸城 牛込見附跡
江戸城外濠案内板
外濠に面した見附のなかでも、江戸の遺構が最もよく残ります。1639年、徳島藩によって築かれました。田安門を起点と する上州道の要衝でした。

近代遺構

東郷元帥記念公園
東郷邸は昭和20年の空襲により消失。獅子像と力石が公園内に残されています。土蔵は東郷神社移設されました。

千鳥ケ淵戦没者墓苑
日中戦争、太平洋戦争で死亡した身元不明や引取り手のない遺骨を安置、無名戦没者の墓とも呼ばれます。宗教宗派に属 さない施設です。

品川弥二郎 像
元長州藩士。高杉晋作らと英国公使館焼き討ちなどを実行し薩長同盟の成立に尽力。維新後は欧州へ留学し明治政府の内 務大臣などに就任しました。

大山巌 像
元薩摩藩士。戊辰戦争では各地を転戦、維新後は欧州へ留学しました。西南戦争をはじめ士族反乱を鎮圧し、陸軍大将、 内大臣などを歴任しました。

昭和館
国民が経験した戦中、戦後の国民生活の労苦を後世の人々に伝える常設展示を行うため1999年に設立されました。

大隈重信邸跡
1876年(明治9年)から8年間、この雉子橋邸宅に居を構えていました。千代田区役所前に碑があります。

靖国神社
出征を見送る家族の像
常陸丸殉難記念碑
田中支隊忠魂碑
明治天皇の勅令によって明治2年(1869 年)に建てられた招魂社に起源を発し、国家ために殉難した人の英霊246万6千余 柱を祀る国家神道の代表的施設です。

遊就館
特攻勇士の像
軍犬慰霊像
パール博士顕彰碑
靖国神社の施設として、戦没者や軍事関係の資料を収蔵・展示しています。1882年(明治15年)に開館した日本における 最初で最古の軍事博物館と言えます。

神楽坂
みちくさ横丁
芸者新道
本多横丁
兵庫横丁
かくれんぼ横丁
大正時代に隆盛を誇った花街。江戸時代の雰囲気を残しながら芸者たちが活躍する街として栄え、石畳の通りや坂道、階 段のある街並みが印象的です。

近代レトロ建築

旧・軍人会館 (九段会館)
竣工年:1934年(昭和9年)設計:川元良一。
226事件で戒厳司令部が置かれた建物です。会館の城郭風の建築様式を残しつつ腹巻ビルに建て替えられました。

旧日本神学校 (東京ルーテルセンタ)
竣工年:1937年(昭和12年)設計:長谷部鋭吉。
キリスト教の牧師を養成する学校として建てられたもの。外観はシンプルなもので、外壁も修復されています。

旧東京物理学校
竣工年:1906年(明治36年)。
東京理科大学の前身。漱石の小説「坊つちやん」の主人公は東京物理学校を卒業。1991年に外観の復元工事が行われました。

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