東京レトロ街歩きガイド&マップ

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Th-16 有名人のお墓を訪ねる

江戸時代の歴史上の人物は散在している寺の墓地に眠っています。一方で霊園には、明治維新の功労者や文学者・芸術家・政治家などの有名人墓所が数多くあります。にわか「墓マイラー」となり有名人の最後の足跡に思いを馳せます。

霊園に眠る有名人

青山霊園

青山霊園は美濃郡上藩青山家の下屋敷跡に開設され、1874年(明治7年)に公共墓地となりました。桜並木があり、都心とは思えない静けさを保っています。

中江兆民 池田勇人 乃木希典 志賀直哉 斎藤茂吉・茂太 大久保利通 尾崎紅葉 忠犬ハチ公の碑(上野英三郎) 犬養毅 小村寿太郎 吉田茂 後藤新平 市川団十郎 小林麻央

谷中霊園

谷中霊園は、同時期の1874年に明治政府が天王寺の一部を没収し公共墓地として開設しました。天王寺墓地と寛永寺墓地を含む一帯をいいます。桜の名所で幸田露伴の小説「五重塔」のモデルとなった五重塔跡があります。

高橋お伝 獅子文六 長谷川一夫 横山大観 鳩山一郎、威一郎 円地文子 青淵渋沢栄一墓石 徳川慶喜公墓所 森繁久彌 山岡鉄舟(全生庵)

雑司ヶ谷霊園

雑司ヶ谷霊園は青山霊園と同様に1874年(明治7 年)に公共墓地となりました。雑木林のような自然に近い環境をが広がります。近くに幕府の祈願寺だった護国寺があり、多くの文化財や重鎮の墓所とともに宮家の墓所、陸軍墓地もあります。

永井荷風 小泉八雲 東條英機 サトウハチロー 大川橋蔵 泉鏡花・泉斜汀 江戸家猫八 竹久夢二 夏目漱石 金田一京助 ジョン万次郎

護国寺

音羽陸軍埋葬地英霊の塔 山縣有朋 大隈重信 三条実美 新選組隊士・谷口四郎兵衛 ジョサイア・コンドル(建築家) 大山倍達(空手家)

染井霊園

染井霊園も1874年に公共墓地として播州林田藩建部邸跡地に開設、周辺の寺院にもそれぞれの墓地もあって霊園と一体化しています。ソメイヨシノの並木があります。

幣原喜重郎の墓所 二葉亭四迷 岡倉天心 高村光太郎 高村光雲 (慈眼寺)芥川龍之介 (慈眼寺)谷崎潤一郎(分骨) 若槻礼次郎 (本妙寺)千葉周作 (本妙寺)遠山景元(金四郎)

多摩霊園

多摩霊園は関東大震災直前の1923年(大正12年)に東京市によって開園されました。都立霊園としては最大規模で、日本初の公園墓地です。名誉霊域があり、歴代の元帥海軍大将の東郷平八郎元帥、山本五十六、古賀峯一が埋葬されています。

石坂洋次郎 江戸川乱歩 大平正芳 岡本太郎 菊池寛 北原白秋 西園寺公望 高橋是清 東郷平八郎 新渡戸稲造 長谷川町子 堀辰雄 向田邦子 山下奉文 山本五十六 与謝野晶子 鉄幹 吉川英治

寺社に眠る有名人

江戸時代には霊園などありませんから、江戸期の歴史上の人物は寺の墓地に眠っています。歴史の中で躍動した人たちの一番最後の足跡が墓になります。にわか「墓マイラー」となって、その足跡に思いを馳せます。

深光寺 滝沢馬琴
伝通院 佐藤春夫
伝通院 清河八郎
伝通院 家康の生母於大
伝通院 秀忠の長女千姫
伝通院 家光正室の孝子
円乗寺 八百屋お七墓所
吉祥寺 お七・吉三郎の比翼塚
吉祥寺 榎本武揚の墓所 供養塔
吉祥寺 二宮尊徳
高林寺 緒方洪庵
大龍寺 正岡子規
源空寺 伊能忠敬
聖教寺 葛飾北斎

金乗院 丸橋忠弥
勝興寺 山田浅右衛門(首切り役人)
戒行寺 長谷川平蔵の供養塔
西念寺 服部半蔵
栄閑院 杉田玄白
善福寺 福澤諭吉
祥雲寺 黒田長政
長松寺 荻生徂徠
泉岳寺 浅野長矩公夫人
泉岳寺 大石内蔵助良雄
泉岳寺 大石主税
泉岳寺 赤穂義士
正覚寺 め組の喧嘩 辰五郎
品川神社 板垣退助の墓所(墓石)

芦花公園 徳冨蘆花夫妻の墓碑
和田堀霊廟 樋口一葉
和田堀霊廟 佐藤栄作
和田堀霊廟 海音寺潮五郎
豪徳寺 井伊直弼
松陰神社横 桂太郎
松陰神社 吉田松陰
瀧泉寺 青木昆陽
洗足池公園 勝海舟
池上本門寺 力道山
池上本門寺 幸田露伴・文子
池上本門寺 大野伴睦
池上本門寺 紀伊徳川家

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