東京街歩きコース内容

東京街歩き 119散歩コース&マップの詳細内容

B-6-01 戦争のはじめ 五•一五事件 二•二六事件

1930年代、世界恐慌により日本も深刻な不景気に見舞われました。人びとは政党に失望し財閥を憎み、軍部が政治に関わり始めました。

そうした世相の中、三井財閥総帥の團琢磨が右翼の血盟団により暗殺され、さらに1932年(昭和7年)に海軍の青年将校らが首相官邸に侵入し 犬養毅首相を官邸で殺害するという五・一五事件が起きました。そしてついに1936年(昭和11年)に陸軍の部隊が蜂起して高橋是清大蔵大臣や齋藤実内大臣などを殺害、政府中枢部を占領するという二・二六事件に至りました。これをきっかけに日本は戦争への坂を転がり始めました。東京の中心で起き、時代の分水嶺となった一連の事件の痕跡を探訪します。

実相院 高橋是清翁之鬚墓はブログ「実相院の高橋是清翁之鬚墓」、青山霊園はブログ「青山霊園に眠る有名人-1 (東京墓マイラー)」の実際の街歩きレポートに収録されていますので、是非参照してください。リンクをクリックすると別ウインドーで開きます。

主な史跡抜粋

実相院 高橋是清翁之鬚墓
正式な墓は多磨霊園にあります。永井如雲画伯が鬚を生前にもらい受け、それを埋葬した高橋是清翁之鬚墓です。

二・二六事件慰霊像
1965年(昭和40年)の建立。ここは旧東京 陸軍刑務所があった所で、反乱軍となった陸軍青年将校16名の銃殺が行なわれました。

賢崇寺 二・二六事件 二十二士の墓
反乱軍とされて鎮圧され、処刑されるなど、この事件に関わった二十二士の墓があります。

旧歩兵第一連隊跡
歩一とは歩兵第一連隊の略称で、二・二六事件で多数の将兵が参加した部隊です。 旧防衛庁から東京ミッドタウンに再開発され、碑が移築されました。

国立新美術館 旧歩兵第三連隊の兵舎
二・二六事件で反乱将校らがこの兵舎からも出撃しました。兵舎建築としては本格的な鉄筋コンクリート造りでした。

青山霊園
犬養毅の墓所(五・一五事件)
井上準之助の墓所(血盟団事件)
血盟団の暗殺の標的となっており、昭和7年に暗殺されました。

高橋是清翁記念公園
高橋是清翁像
高橋是清の本邸跡です。二・二六事件ではこの邸宅で暗殺されました。

旧近衛歩兵第三連隊跡地
近衛師団にもかかわらず二・二六事件に将兵の一部が参加し、大蔵大臣高橋是清を殺害した部隊です。ここの兵舎から出撃しました。

山王ホテル跡
二・二六事件では反乱軍に占拠され、反乱軍側の司令部となりました。現在は山王パークタワーが建っています。碑は見当たりません。

首相公邸(旧首相官邸)
五・一五事件や二・二六事件の舞台となり、犬養毅はここで殺害されました。現在の公邸は旧総理大臣官邸を移動(曳家)して改装されたものです。

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CATEGORIES

B:明治から昭和初期の東京

コース経路

Start 田園都市線桜新町駅北口→→半蔵門線渋谷駅A6b→→大江戸線麻布十番駅南2→→大江戸線麻布十番駅南2→→大江戸線六本木駅8 →→有楽町線桜田門駅2→→半蔵門線九段下駅4→→End半蔵門線九段下駅4

ウォーキング距離と歩数

14km 21500歩