東京街歩きコース内容

東京街歩き 119散歩コース&マップの詳細内容

B-5-04 軍都東京-4 神宮 世田谷

かつて東京にあった軍施設の面積は世界でも類を見ないほどで、まさに軍都東京でした。

1897年(明治30年)に駒沢練兵場が置かれました。一帯に陸軍騎兵学校、騎兵第一聯隊、陸軍獣医学校、糧秣廠、野砲兵第一聯隊などが続々と建てられ、駒沢練兵場で訓練を受けました。

明治神宮外苑はもともとは青山練兵場した。1912年(大正元年)に明治天皇崩御による大喪の礼が執り行われ、後に聖徳記念絵画館を中心とする明治神宮外苑が完成しました。戦時中には 学徒出陣壮行会も行われています。今日、軍施設は消滅しましたが、随所に残っている軍都の痕跡を探索します。

主な史跡抜粋

旧野砲兵第一連隊の兵舎
かつての第一師団野砲兵第一連隊の木造 平屋建の兵舎が現存し、原形をとどめながら実際に使われています。

馬魂碑
野砲兵第一連隊があった場所に昭和14年建立。野砲を牽引する為に馬の力が必要で、砲兵と軍馬の繋がりも深く憐憫に溢れた慰霊の碑です。

旧糧秣廠 馬糧倉庫
外装は改修されていますが骨組は往時のものを活かしていて、倉庫の外形は保たれています。

騎兵第一連隊址
階段を登った先の公園は騎兵山と呼ばれ、騎兵第一連隊が駐屯していました。 騎兵第一連隊址、戦死病没者表忠碑が建立されています。

馬神の碑
1930年(昭和5年)の建立。戦没した馬たちの霊を祀っています。騎兵にとって馬は何よりも大切な存在でした。

陸軍乗馬学校 天覧台の碑
1928年(昭和3年)の建立。明治天皇11 回、大正天皇4回にわたり陸軍乗馬学校卒業馬術展覧のため行幸なされて、この場所で天覧されました。

近衛歩兵第四、第六連隊碑
青山に展開していた近衛部隊です。碑がありましたが、オリンピック開催による工事後の状況は不明です。
学徒出陣壮行の地碑
1943年(昭和18年)に兵力不足を補うため高等教育機関に在 籍する20歳以上の文科系学生を徴兵し出征させました。旧 国立競技場の前身の明治神宮外苑競技場で開催された映像は胸に迫るものがあります。新国立競技場になって碑が戻って設置されました。駅側の正面A1ゲート近くのようです。

明治天皇大喪の礼葬場殿跡
1912年(明治45年)明治天皇が崩御しました。葬儀が青山練兵場で行われ、御柩車が置かれた葬場殿のあとです。中央の大木は記念して植えられた楠の木です。
明治天皇の御観兵榎
青山練兵場では明治天皇の臨席のもとに観兵式が行われていました。いつもこの榎の前方に御座所が設けられました。現在の榎は二代目です。

次のコースB-6-01五一五事件 二二六事件を見る

CATEGORIES

B:明治から昭和初期の東京

コース経路

Start田園都市線三軒茶屋駅南口A→→田園都市線池尻大橋駅北口→→半蔵門線外苑前駅1b →→ End JR信濃町駅

ウォーキング距離と歩数

10km 15400歩