東京街歩きコース内容

東京街歩き 119散歩コース&マップの詳細内容

B-4-02 消滅寸前の看板建築-2 日本橋 清澄白河

近代に入ると市街にはモダンな鉄筋コンクリートの近代建築が並ぶようになりました。一方、個人店舗は間口が狭く奥行が深い住宅併用の「町屋」が作られました。震災後には町屋に代わり、木造で平らな壁面に銅板やタイルが貼られた洋風の外観を持つ「看板建築」が作られました。

東京大空襲で多くが焼失しましたが、焼失を免れた看板建築が残っています。こうした看板建築は老朽化による建替えや再開発に伴う取り壊しが進み、個人では保存もかなわずに消滅寸前になっています。消滅してしまう前に、日本橋人形町を中心に清澄白河までの看板建築を見ておくコースです。

主な史跡抜粋

ラフレッサ(喫茶)
築年:不詳 木造洋風住宅
喫茶ラフレッサの開店は1977年。建物自体の築年数はもっと古いらしく、蔦に覆われた西洋風古民家です。

江戸屋(江戸刷毛)
築年:1925年(大正14年) 看板建築
江戸刷毛の専門店として1718年創業、300年以上の歴史を持つ刷毛、ブラシの専門老舗です。

うぶけや(鋏)
築年:1927年(昭和2年) 町屋
天明3年(1783)創業。「うぶけや」とは「うぶ毛でも剃れる」の意。典型的な町家の構えを良く残しています。

すきやき割烹日山
築年:大正期 和風建築
1912年(大正元年)に創業、築100年以上を誇る純和風家屋に店を構えています。

歯科 多和田
築年:不詳 町屋
付近はもともと花柳界で、三河屋という待合の建物を改装して歯科としたらしい。すでに閉院。

高柳豆腐店
築年:昭和初期 銅板貼り看板建築
銅板貼り看板建築は珍しく現存している貴重なものです。

三軒長屋看板建築
築年:不詳
看板建築が長屋風に3軒並んで現存しているのは貴重です。

桃乳舎(喫茶)
築年:1927年(昭和2年) 看板建築
赤タイル、2階円柱、桃の飾りなど、個性的な意匠を持つ看板建築です。

うなぎ喜代川
築年:1927年(昭和2年) 町屋
玉ゐ 日本橋本店(穴子料理屋)
築年:1953年(昭和28年) 戦後の町家

永楽屋シヤツ店
築年:1925年(大正14年) 看板建築
モルタル塗り看板建築の典型例。2階窓を列柱風の装飾とするなど、看板建築の中でも凝った外観です。

旧東京市営 清澄庭園店舗向住宅
築年:1929年(昭和4年) 鉄筋コンクリート造
震災後の復興事業として、東京市が建設した店舗付住宅です。約250mにわたって立ち並ぶ看板建築風の鉄筋コンクリート造の長屋で、今もなお実際に使用されています。

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CATEGORIES

B:明治から昭和初期の東京

コース経路

Start銀座線三越駅前駅4→→End半蔵門線清澄白河駅A3

ウォーキング距離と歩数

9km 13800歩