東京街歩きコース内容

東京街歩き 119散歩コース&マップの詳細内容

B-3-08 今に残る近代レトロ建築-8 六本木 麻布

B-3-07の青山、広尾と同様に六本木、麻布も都内でも有数のおしゃれな街として、また邸宅街としても人気を集めています。

かつて多くの武家屋敷が集まるエリアでした。近代になって、まずその跡地に軍事施設が展開されました。戦後は大使館が次々と集まり、都内でも際立ってインターナショナルな雰囲気に満ちた街になりました。また教育施設も集まり、多くは名門校として名声を得ています。歴史を受け継ぎ、瀟洒な邸宅や教会、大使館などが集まる六本木、麻布で、今に残る明治、大正、昭和のレトロ建築を探訪します。

主な史跡抜粋

菊池寛美記念 智美術館 西洋館
竣工年:1924年(大正13年)
実業家菊池寛実の三女菊池智の現代陶芸コレクションの美術館。付随する西洋館は当時からゲストハウスとして使われていました。内部は非公開です。

大倉集古館
竣工年:1927年(昭和2年) 設計:伊東忠太
大倉財閥の創始者大倉喜八郎が長年に亘って収集した古美術類を収蔵・展示する私立美術館。中国風の外観で、2019年にはホテルオークラの建て替えでリニューアルされました。

スペイン大使館 公邸
竣工年:1927年(昭和2年) 設計:ガーディナー
左右対称で新古典主義を基調とした正面ファサードで、赤レンガ屋根や半円窓などスパニッシュスタイルの要素も併せもつのが特徴です。非公開なので道路側から覗き見ます。

オランダ大使館 公邸
竣工年:1927年(昭和2年) 設計:ガーディナー
ガーディナーはオランダ大使公邸の設計にも携わっており、スペイン大使公邸とオランダ大使公邸には左右対称で新古典主義を基調とした正面ファサードなど共通点が見出せます。非公開なので道路側から覗き見ます。

日本聖公会 聖オルバン教会
竣工年:1956年(昭和31年)設計:アントニン・レーモンド
東京教区で唯一礼拝のすべてを英語で行っている教会です。著名なチェコ系アメリカ人建築家、アントニン・レイモンドの設計による建物です。

日本聖公会 聖アンデレ教会
竣工年:1983年(昭和58年) 設計:長島孝一
1879年にイギリス海外福音伝道会が福沢諭吉の援助を受け、芝公園に最初の教会堂を献堂したことに始まる。現在の聖堂は1996年に光溢れる礼拝堂として改修されました。

東洋英和女学院中学部・高等部
竣工年:1933年(昭和8年) 設計:ヴォーリズ
鳥居坂に面して大学院と中学部・高等部の建物が並んでいます。いずれもヴォーリズの設計を踏襲したスパニッシュ・ミッション・スタイルで連続性を持たせています。2003年にオリジナルのデザインを踏襲して建て替えたものです。

国立新美術館 麻布歩兵第三連隊兵舎跡
竣工年:1928年(昭和3年)
旧東大生産技術研究所として使われた旧兵舎は取壊され、一部が「国立新美術館別館」として保存されています。226事件で反乱将校らが出撃したことでも知られます。建物国立新美術館の中に兵舎のジオラマがあります。

乃木会館
竣工年:1968年(昭和43年) 設計:大江宏
大江宏氏らしくモダニズムに和の伝統的様式美を取り入れた設計です。50年を経た現在においても、いまなお繊細で優雅で荘厳な気品があります。
乃木神社 乃木希典邸
竣工年:1902年(明治35年) 設計:北沢虎造
乃木大将が留学中に見たフランス連隊本部を参考にして、自らの設計により明治35年に新築されたものです。外観は黒塗りの板張りで、内部も極めて簡素かつ合理的に造られており明治期の和洋折衷建築としても貴重です。
乃木希典邸廐舎
竣工年:1889年(明治22年)
煉瓦造り、日本瓦葺きの平屋建てで、母屋より立派だったことから、「新坂の馬屋敷」と評判になったといいます。

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CATEGORIES

B:明治から昭和初期の東京

コース経路

Start日比谷線虎ノ門ヒルズ駅A2→→End千代田線乃木坂駅2

ウォーキング距離と歩数

8km 12300歩