東京街歩きコース内容

東京街歩き 119散歩コース&マップの詳細内容

B-3-07 今に残る近代レトロ建築-7 青山 広尾

青山や広尾は都内でも有数のおしゃれな街として、また邸宅街としても人気を集めています。

かつて多くの武家屋敷が集まるエリアでした。近代になってこの武家屋敷跡地が大使館になり、現在のような大使館の街へと進化を遂げ、また教育施設も集まり、多くは名門校として名声を得ています。原宿、表参道は1960年代以降、同潤会青山アパートがブティックとなり、ファッションの中心地として発展しました。武家屋敷の歴史を受け継ぎ、瀟洒な邸宅や大使館、名門教育施設が集まるインターナショナルな雰囲気のある街中に、今に残る明治、大正、昭和のレトロ建築を探訪します。

主な史跡抜粋

原宿駅 旧駅舎
竣工年:1924年(大正13年)
旧駅舎は2020年に既に解体され、保存ではなく新築で復元予定とのことで、詳細は不明。尖塔付きの屋根に白い外壁のイギリス調ハーフティンバー様式が近いうちに登場します。

表参道ヒルズ 同潤館(青山アパート)
竣工年:1926年(昭和元年)
震災の復興として建設された同潤会青山アパートは、2006年に表参道ヒルズとして解体されました。安藤忠雄設計の表参道ヒルズに青山アパートの一部が忠実に再現されました。

旧山田守邸
竣工年:1959年(昭和36年) 設計:山田守
山田守は電話局や、京都タワー、武道館も設計した建築家。 65歳で初めての自邸を自ら設計しました。水平を強調する薄い庇や軒が特徴で、現在は蔦サロンとなっています。

旧千葉常五郎邸
竣工年:1934年(昭和9年) 設計:黒川仁三
都心に残る希少な戦前のアール・デコ様式の大規模邸宅です。千葉常五郎という実業家の旧邸だったそうです。現在は会員制のレストランとなっています。

聖心女子大学 正門(旧久邇宮邸)
竣工年:1909年(明治41年) 設計:ヤン・レツル
聖心女子大学は上皇后美智子の出身大学で、そのキャンパスはもとの久邇宮邸で、昭和天皇皇后が幼少を過ごした地でした。宮家の本邸としては唯一の残存例で、正門だけでも必見です。

温故学会会館
竣工年:1927年(昭和2年)
温故学会は塙保己一の業績を顕彰するため明治42年に渋沢栄一らにより設立されました。正背面にバットレスが立ち並び、中央に円形玄関ポーチが張り出すデザインが特徴です。

旧朝倉家住宅(有料)
竣工年:1926年(大正15年)
大正期の大規模な和風2階建て邸宅で、都心部に現存する数少ない震災以前の和風住宅です。内部や回遊式庭園を見ることができますが、道路からでも建物外観はうかがえます。

日本基督教団 麻布南部坂教会
竣工年:1924年(大正13年) 設計:ヴォーリズ
設計は宣教師として来日したヴォーリズ。メンソレータムの近江兄弟社を設立した人です。坂道という立地を活かし、坂下からは礼拝堂の大きなアーチを望むことができます。

日本基督教団 安藤記念教会
竣工年:1917年(大正6年) 設計:吉武長一
明治維新後に上海やハワイの総領事として活躍した安藤太郎は自宅を寄付して教会を設立しました。礼拝堂は100年以上経った現在も建築当時の姿をそのまま残しています。

旧松方正熊邸 (西町インターナショナルスクール)
竣工年:1921年(大正10年) 設計:ヴォーリズ
明治の元勲松方正義の六男で大日本精糖を起こした松方正熊と家族が暮らした私邸でした。次女は後々駐日米国大使となるライシャワー博士と結婚したハル・ライシャワーです。現在は西町インターナショナルスクールとなっています。

次のコースB-3-08レトロ建築 六本木 麻布を見る

CATEGORIES

B:明治から昭和初期の東京

コース経路

Start JR原宿駅東口→→日比谷線恵比寿駅1→→東横線代官山駅北口→→東横線代官山駅北口→→日比谷線広尾駅1→→End南北線麻布十番駅4

ウォーキング距離と歩数

9km 13800歩