東京街歩きコース内容

東京街歩き 119散歩コース&マップの詳細内容

B-3-01 今に残る近代レトロ建築-1 銀座 日本橋

日本橋は江戸時代から金融・商業の中心地でした。近代以降も1896年には日本銀行が建てられ、また越後屋や白木屋が百貨店として生まれ変わり、次第に洋風建築も増えて近代的な町並みへと変わっていきました。

銀座では1872年の銀座大火の後、大規模な区画整理、ガス燈、煉瓦街が作られました。関東大震災で銀座は大半を焼失し壊滅的な被害を受けましたが、東京駅の開業や東京市電の整備などにより百貨店や劇場、喫茶店などが次々と登場し発展を続けてきました。こうした日本橋、銀座の地に、今に残る明治、大正、昭和のレトロ建築を探訪します。

このコースの一部は、ブログ「日本橋の史跡、ぶらり歴史散歩-1」、「日本橋ぶらり歴史散歩-2 (続き)」に街歩きレポートがありますので、是非参照してください。リンクをクリックすると別ウインドーで開きます。

主な史跡抜粋

山梨中央銀行 東京支店
竣工年:1931年(昭和6年)設計:徳永庸
昭和前半の銀行建築の典型的なスタイルです。前身である第十銀行の東京支店として建設されました。

旧中央区立十思小学校 (十思スクエア)
竣工年:1928年(昭和3年)
災害時の避難場所としての公園を併設した震災後の復興小学校の一つ。アールデコ調のユニークな建物。

ハリオグラスビル
竣工年:1932年(昭和7年)
外観は明治~昭和初期の銀行建築に見られる西欧古典主義様式によるデザイン。最初は川崎貯蓄銀行富沢町支店として建設されました。

近三ビルヂング
竣工年:1931年(昭和6年) 設計:村野藤吾
呉服商森五商店東京支店でした。黒褐色のタイルの外壁と整然と配置された縦長ガラス窓が特徴です。

中央区立常盤小学校
竣工年:1929年(昭和4年)
関東大震災の被害を受けて、その後に再建された復興小学校の1つ。当時の校舎が現存しています。

日本銀行 本店
竣工年:1896年(明治29年) 設計:辰野金吾
ネオ・バロック様式のベルギー国立銀行を参考に設計。日本人建築家が手掛けた最初の西洋近代建築の国家的プロジェクトでした。

三井本館
竣工年:1929年(昭和4年)設計:米国設計事務所
新古典主義様式の建物外壁は花崗岩で仕上げられ、ファサードは列柱を整然と並べ、当初から関東大震災の2倍の地震にも耐えることができるように作られました。

日本橋三越本店
竣工年:1927年(昭和2年) 設計:横河民輔
ルネッサンス式建築の威容を誇り、当時は「国会議事堂」「丸ビル」に次ぐ大建築物でした。ライオン像はロンドンのトラファルガー広場にある像がモデル。

日本橋野村ビルディング
竣工年:1930年(昭和5年) 設計:安井武雄
野村コンツエルンの東京進出の拠点として建てられました。建物足元と頭を軽く中間を重くし、ダイナミック・シンメトリーと言われる設計手法がデザインの特徴になっています。

三菱倉庫
竣工年:1930年(昭和5年)
船体を連想させる特徴的な外観を持ち、表現派風建築の代表的作品でした。2014年、再開発による保存のため、いわゆる腰巻ビルになっています。

日証館
竣工年:1928年(昭和3年) 設計:横河民輔
震災後、渋沢栄一邸の跡地に建設されました。戦後、東京証券取引所が設立される昭和24年まで、日証館1階の事務所で集団取引が行われたそうです。

山二証券
竣工年:1936年(昭和11年) 設計:西村好時
金融関係の建物ではまず採用されないユニークなスパニッシュ様式です。山二証券は大手から見ればごく小さな会社で、明治44年創業という老舗で永井荷風が顧客とか。

日本橋高島屋
竣工年:1933年(昭和8年) 設計:高橋貞太郎ほか
竣工当時の名称は「日本生命館」でした。外観は西洋式のルネサンス風に和風も取り入れた様式で、全館冷暖房完備というのも当時としては画期的でした。

明治屋 本店
竣工年:1933年(昭和8年)
再開発されましたが、本店ビルは耐震性を高めてそのまま利用されています。その周囲に地上32階の超高層ビルの京橋エドグランが建設されました。

鈴木ビル
竣工年:1929年(昭和4年) 設計:山中節治
上部の窓は馬蹄形、その他の窓はデザインが異なっているのが特徴。当時は公演などの貸しスペースだったようです。

奥野ビル
竣工年:1932年(昭和7年) 設計:川元良一
旧名「銀座アパートメント」で銀座屈指の高級アパートでした。2つの建物が左右対称に連結しており、新館の右側は1934年に完成しました。

米井ビル
竣工年:1929年(昭和4年) 設計:森山松之助
上層階は直線を強調したオフィスビルで現代的な外観ですが、1階部分は中世ロマネスク様式。石貼の外壁に配された大小のアーチ窓には螺旋模様が施されています。

和光時計台
竣工年:1932年(昭和7年) 設計:渡辺仁
旧服部時計店。銀座を代表するビル。基礎工事にかかった直後に大震災hが発生、構造は鉄骨鉄筋コンクリート、外壁は強靭な御影石へと変更されました。

電通銀座ビル
竣工年:1934年(昭和9年) 設計:横河工務所
高さ制限31m上限いっぱいまで使って建てられ、当時和光より高く銀座随一でした。エントランス上部に星型の社章とその左右に男女を象ったレリーフがあります。

中央区立泰明小学校
竣工年:1929年(昭和4年)
関東大震災後のいわゆる復興小学校と呼ばれる建築です。空襲にも耐えて、校舎の壁にはツタが絡み、表現主義と呼ばれる建築様式のアーチ窓などの特徴があります。

旧新橋停車場 鉄道歴史展示室
竣工年:1872年(明治5年)
日本最初の鉄道路線の起点として開業した新橋停車場の駅舎を当時と同じ場所に、開業当時の外観で再現しています。内部には鉄道歴史展示室もあります。

次のコースB-3-02レトロ建築 丸の内 霞ヶ関を見る

CATEGORIES

B:明治から昭和初期の東京

コース経路

Start JR神田駅南口→→End大江戸線汐留駅3

ウォーキング距離と歩数

14km 21500歩